2018年初夏のころのブログです。
5/22に
マクサンス・ラリュー氏と
そのお弟子さんの
コンサートがありました。
今年に入って火曜の
夜のレッスンがなくなったので
思い切って行くことに
しました。
ラリュー氏の音は、
CDで、聞いただけですが
とても艶やかで、豊かな
音だったので、コンサートで
聴いてみたいと思っていました。
二人のお弟子さんと
代わる代わるデュエットや
トリオ演奏がされ、
前半と後半で一曲づつ
ラリュー氏のソロが
ありました。
お弟子さんとの
演奏もとても
良かったのですが、
ラリュー氏のソロは
本当に凄かった。
滑らかで艶やかな音は
澄んだ空気のように
心地よく穏やかに流れ
音符や休符ではなく
素晴らしい景色を
魅せてくれました。
もう、客席の空気ったら
全ての人が、氏の音に
吸い込まれて、
氏に向かっていました。
世界の巨匠とは
神に選ばれた人なんだなと
感じました。
さらに驚いたのは
84歳ということ。
歩くことこそ
ゆっくりでしたが、
笛の音に弱さは
まるでなく、
84年分の全てが、
現れていました。
上手く言葉にできないのが
もどかしいです。
ほぼ満席でしたが、
当日の電話申し込みで
良く買えたなぁと
驚きました。
聴きに行けて
ほんとに良かったです。